2012年11月の山行記録です。
以前雲取山から思いつきで(危ない)通った唐松谷林道が想像以上に静かで、植林ではない唐松やブナなどがある道が雰囲気良く気に入ったので、ほぼ並行して通っている富田新道も通ってみたいと思ってました。
👇唐松谷林道を通った時の山行記録👇
【奥多摩】鴨沢→雲取山→唐松谷林道→東日原(電車・バス利用)
唐松の黄葉が見たかったのと、雪が積もる前に行っておきたかったので、11月に行った時の記録です。
目次
基本情報
日程
2012年11月25日
アクセス
行き:JR青梅線 奥多摩駅→西東京バスで東日原バス停へ
帰り:西東京バス 鴨沢バス停→奥多摩駅
👇西東京バスハイキング時刻表に奥多摩各バス停の発着時刻が載っています👇
参考
西東京バス公式バス時刻表pdf
駐車場
・東日原バス停近く:約20台 500円/日
・東日原バス停から3.5kmほど登山口へ進んだ、八丁橋は以前は路肩に数台停められましたが、現在は工事車両以外は通行禁止になっているようです。
ルート上のトイレ
・東日原バス停
・雲取避難小屋(雲取山頂そば)
・七ツ石小屋
・小袖の村営駐車場(鴨沢バス停から15分くらい)
・鴨沢バス停
水場
・八丁橋から天祖山方面へ少し進んだ場所
・七ツ石小屋
参考コースタイム
山と高原地図コースタイム
TTL 14時間18分
実際コースタイム
6:54 東日原バス停
8:59 吊橋
12:04 雲取山
13:12 奥多摩小屋
13:44 七ツ石山
15:30 鴨沢バス停
TTL 8時間35分
ルート
東日原バス停〜登山道入り口
東日原バス停からスタート!!
当時住んでいた場所の最寄り駅から中央線の始発に乗ったら、奥多摩駅を6時過ぎに出発するバスに乗れたので、ここには7時前には到着できるのでよく乗っていました。
まだ空いている時間の朝6時頃に出発するバスはあまりなかったので、ありがたい存在です。
バスは全然混んでなかった上に長い長い林道歩きが必要な富田新道方面へ向かう人は皆無。
石尾根までは静かな山歩きになりそうです。
稲村岩のてっぺんあたりは朝日に照らされてます。
東日原のバス停は朝は日が当たらず、寒いのでさっさと歩いて身体を暖めます。
東日原バス停から約7.7km、コースタイムで約4時間40分。
永遠続きそうな林道歩きはいつも気を失って歩くので、途中写真はなく、いきなり登山道入り口になります 笑
このコースこの林道歩きがなかったら、めちゃくちゃ良いコースなんですが、これがなかったらもっと登山者が多くて静かな山歩きが厳しくなりそうなので難しいところ。
ここでようやく本日1人目の登山者に会います。
前日泊まりで下山されてきたようで、コーヒーを入れてのんびりしているのを見て、休みにわざわざつまらない林道を8km弱歩いてきたワタクシにはとてもうらやましく見え、なんだか帰ってのんびりしたくなりました。
ただ、ここまで来て帰るわけにはいかないので、また気を失って無心で進みます。
登山道入り口〜富田新道〜雲取山山頂
登山道に入り、一旦下るとこの吊橋を渡ります。
ここを渡ったところで本日2人目の登山者に会い、もう1人これから下山する方と少しおしゃべり。
また帰りたくなる前にさっさと先を急ぎます。
ここから石尾根に出るまで他に登山者には会いませんでした。
雪と苔に癒やされ、とうやく息を吹き返して正気に戻って歩けるようになりました。
富田新道は杉の植林帯がないので、素敵な自然林を見ながら静かに歩ける素敵なルートです。
唐松が立ち並ぶ道。
素敵です。
途中落ち葉で少し道が分かりづらい場所もありますので、
地図やGPS アプリはあった方が良いです。
木々の隙間から富士山見えます。
石尾根に出た途端結構な数の登山者です。
あの林道がいかに選ばれてないか分かります 笑
石尾根からも富士山バッチリ
雲取山山頂到着!!
この山頂はあまり景色よくないなと思ってましたが、この日は珍しく山頂から富士山見えたので、山頂標と富士山をセットで。
雲取山山頂〜鴨沢バス停
避難小屋そばから石尾根を見るほうが断然好き派です。
飛行機雲と富士山もセットで。
あの長い林道頑張って歩いてきて良かったな〜。
なんだかご褒美をもらった気分になります。
奥多摩小屋のテント場には1張りだけ。
今日泊まりなのかな。羨ましいです、、、。
クネクネの唐松も冬っぽくなってきました。
帰りは巻いてしまう七ツ石山山頂を通って下山します。
なぜかここで写真は終わりです。
この後せっせと鴨沢バス停まで下山して、長い登山でしたが無事歩き通せました。
見たかったカラマツの黄葉は終わってましたが、青空とブナを見ながら静かに歩けたので富田新道は予想より全然良かったです。
個人的には鴨沢より断然おすすめです。
林道歩きがなければ言うことなしなんですが、それも込みで歩きたいというMっ気のある方はぜひ歩いてみてください。
鴨沢から歩くルートとは違う達成感を感じられたり、林道で白目を向いて気を失いかけたり、時間がありすぎて色々な事をぐるぐる考える事もできるルートです。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!