【トレランシューズ】登山で使用 アリかナシか

結論から言うと個人的には、かなりアリだと思ってます。

5年くらい前に長男が産まれたのを機にランニングを始めたり、トレランに少し興味を持っていた事、登山靴のソールの硬さ、平地の歩きにくさが非常に苦手な事などあり、約5年前からは、日帰りの登山やテントを背負った2〜3泊の縦走でもハイカットのいわゆる登山靴ではなく、ほとんどトレランシューズを履いていくようになりました。

靴自体が軽く、足首を固定されず歩きやすい、公共交通機関の移動がめちゃくちゃ楽、安い、オサレ、テント場でサンダルなくても困らない、など個人的には良いことづくめで、今は登山に行く際はできる限りトレランシューズを履くようになりました。

(冬の雪が積もっている場所やひたすら藪こぎが必要なバリルート以外)

ただ、これまで履かれてない方は足ひねりそう、滑りそう、濡れやすそう、外的衝撃に弱そうなどの色々な懸念点や、本当に使えるんか、など考えられている事があると思います。

履く履かないは置いといて、ちょっと気になる方にこんな風に使っているやつもいるんだな、くらいの感じで見てもらえると嬉しいです。

 

こんな方にオススメな記事です
  • トレランシューズで軽快に山を歩いてみたいが、心配な点がいくつかある
  • 実際に履いている人のメリット・デメリットが知りたい
  • 登山で使えるオススメのトレランシューズが知りたい

 

 

そもそもトレランシューズで登山危なくないの?

 

初めてトレランシューズを登山やハイキングで履く方はコレ気になりますよね。

なので、トレランシューズを履く前は、高尾山でもスポルティバのトランゴエボのような靴底硬めのハイカット登山靴を必ず履いていたワタクシから両方の視点で、トレランシューズで登山をする際の予想される懸念点と、それに対するワタクシの個人的な考え、愛用しているトレランシューズのオススメな点とイマイチな点まとめてみました。

 

トレランシューズで登山の予想される懸念点

登山靴に比べ足首をひねりやすい?

トレランシューズは足首が固定されていないので、足首をひねりやすいと思われている方多いと思います。

ハイカットの登山靴で150回以上、トレランシューズでは50回以上履いて、山を歩いてきたワタクシの個人的な感覚だと、

どちらもひねる時はひねるし、ひねらない時はひねらない。

どちらかが足首をひねりやすいという事はないかなと思います。

足首固定された登山靴でも不安定な場所に足を着地させたり、何も気にせず、良くない態勢のまま歩いているとグキッとやってしまう可能性はあります。

トレランシューズでももちろん同様の状況ではひねる事はありますが、むしろ足首が固定されてない分、自由な態勢での着地をしやすいのでひねりにくくなるかなと思います。

もちろん少しずつ色々なルートを、少しづつ歩く時間を伸ばして足の着地場所、態勢、重心の置き方に慣れる必要はあると思いますが、その過程も自分の歩き方がレベルアップしていくような感覚がありオススメです。

以前歩いた時はこのルート身体グラグラしてたのに、今回はふらつかずに歩けてる!みたいな。

 

下りや岩場で滑りやすい?

これも個人的にはトレランシューズが特別滑りやすいと思ったことはないです。

登山靴しか履かない同行者と山に行ってもワタクシの方が滑らないし、転ばない事が多いです。

上記とかぶりますが、靴どうこうというより足の着地場所の選び方、態勢、重心のかけ方によるのかなと思います。

これがうまく出来てる人出来始めている人は、むしろトレランシューズの軽さと固定感のなさ、足裏の感覚がある事がデメリットではなく、メリットに変わります。

もちろんつま先数cmしか乗らないような岩場などはやめた方がいいと思います。

 

 

外的衝撃から守れない?

つま先やアッパーが柔らかいため、岩や木の根にぶつけると確かに登山靴に比べると痛みは大きいです。

しかし痛みを感じると、次からどうやればぶつけずに歩けるかなと、自然に歩き方を変えたりして改善できるようになります。

がっちりガードされた、登山靴より歩く時に少し気を使う時はありますが、繰り返し繰り返し歩いているうちに、ここは着地しないほうがいいなとか、滑りそうだなとか、重心は後ろに置かずに着地したほうがいいなとか、身体と脳が覚えてカバーしてくれるようになります。

なんというか、歩き方が上手になるような感覚や、本来人間が持っている歩行能力が高まるような感じがして、個人的にはカバーできるどころか自身もレベルアップできて、歩き方も良くなり、デメリットとも言い切れないと思ってます。

 

 

濡れや冷えに弱い?

 

たしかに濡れます。

防水性能のないトレランシューズはアッパーがメッシュになっていて、濡れるけど水抜けがよく、早く乾かす事を目的にしているものが多い気がします。

以前防水性能のない、トレランシューズで1泊2日で登山に行った際、2日目に予報になかった雨が降り、靴の中までびしょびしょになり2日目はずっと不快になった事があります。

登山で(泊まりは特に)使う場合、個人的に防水性はあって欲しいので、それ以来泊まりで行くときはゴアテックスのトレランシューズを履くようにしてます。

ゴアのトレランシューズであれば、雨がしっかり降る中数時間歩いたり、朝露ばっちりの笹薮の中長時間歩いても、基本的には濡れで不快な思いをした事はありませんので、より登山靴に近い感覚で履けます。

 

寒さは個人差あるかもですが、雪が降らない気温であれば寒さで足の指が痛いなどは思った事がありません。

たまに雪がうっすら積もるくらいの時にゴアのトレランシューズ(ホカオネオネ スピードゴート4でした)で何度か歩いたり走ったりしましたが、足が冷たいと思った事はありません。

くるぶしくらいまで雪がある時はいくら防水性能あるとはいえ、やめたほうがいいんじゃないかと思ってます。

試してみていける方もいるかもですが。

 

 

ソールが柔らかく疲れやすい、重いザックだとふらつく?

個人的な経験上の話しですが、13kg以下のザックであればトレランシューズのソールが柔らかいから疲れやすいという事はありません。

むしろ重いシャンクのしっかりした登山靴の方がワタクシは疲れます。。

重いザックだとふらつくというのもよく聞きますが、13kg以上のザックであれば時々ふらつく事もあるのかもですが、最近の軽量化が進んだ登山道具であればテント泊装備でもそこまで重くなることは少ないと思います。

13kg以下の荷物であればむしろシャンクのしっかりした重い登山靴は、ちょっとした岩場しかない一般ルートには、オーバースペックのような気もします。

歩くルートにもよりますが、北アルプスの不帰キレットくらいの岩場であればトレランシューズで問題なく歩けました。

これは個人差があると思いますので、簡単な岩場やルートから少しずつ試して、ちょっとずつちょっとずつルートの難易度を変えたり、ルートやザックの重量を変えて試してみるのが大事かなと思います。

どんな装備でもいきなりジャンプアップすると怪我の元なのでじっくり試してみましょう。

試しているうちにきっと通常の登山靴があまり履きたくなくなってくる可能性が高いです 笑

 

以上を踏まえた愛用のトレランシューズのオススメな点、イマイチな点

 

前置きが長くなってしまいましたが、以上を踏まえたワタクシの愛用しているトレランシューズとオススメな点とイマイチな点まとめてみました。

 

①ALTRA (アルトラ) LONE PEAK (ローンピーク) シリーズ

 

1発目は、つま先部分が幅広なフットシェイプデザインとゼロドロップ (踵とつま先が同じ高さのソール) で有名なアルトラのベストセラーモデル、アルトラのアイコン的存在、ローンピークです。

このフットシェイプデザインとゼロドロップの履き心地の良さ、足のトラブル知らずでトレランシューズの中では個人的にも一番愛用歴の長いシューズメーカーです。

通常の登山靴で長時間歩いた後は、つま先に爪が当たり変色してしまったり、足を締め付けられ足指同士が擦れてしまって痛い思いをしたり、マメができてしまって足のトラブルが当たり前でした。

アルトラのローンピークにしてからは、つま先部分が幅広なフットシェイプデザインのおかげか、テント泊装備を持って毎日8時間以上、3泊4日で歩いた後も足の締付け感を感じる事はなく、足のトラブルは特にありませんでした。

ゼロドロップ (踵とつま先が同じ高さのソール)は、事前情報では慣れていないと違和感あり歩きにくいと聞いてましたが、実際に履いてみると少しペタッと足裏全体で着地する感じがほんの少し違和感ありましたが、すぐに慣れガンガン登山で履くようになりました。

(個人差があると思いますので、初めは短い距離で試してみたほうが良いと思います)

 

アルトラ ローンピークのオススメな点

・フットシェイプデザイン(つま先部分が幅広な形)

他のトレランシューズにはないアルトラの特徴の1つはこれになりますが、幅広な足を持つワタクシにとって登山靴の締付けによる足のトラブルはなかなかストレスでした。

靴の形を見てわかるようにつま先部分が幅広になっているので、足指同士が擦れず足のトラブルが極端に減るだけではなく、足を締め付けられることなく足全体で着地できるため、かかとから着地する通常の靴に比べて、地面からの衝撃を高いクッション性で受け止めてくれるので、着地時の負担や衝撃を減らすことができる事ができます。

13kgくらいまでのザックであれば、このフットシェイプデザイン(つま先部分が幅広な形)のおかげか、下山時の岩や石がゴロゴロしているような足にくるルートでも足にくるダメージを軽減してくれて、登山靴よりも疲れにくく歩けています。

テント場に着いた後や、下山後に電車などに乗った後も足が広がるためリラックスして過ごす事ができる点もオススメできる点です。

 

・ゼロドロップ (踵とつま先が同じ高さのソール) 

ゼロドロップとは、その比率が1:1で踵と、つま先部分が同じ高さになるようにデザインされています。

これは、本来素足で走ったり、歩いたりするときと同じ角度で足低部分が地面に接地する事ができ、最も自然な歩き方であると考えられています。

実際にアルトラのシューズに足を入れてみると、足が広がりとてもリラックスでき、走り心地も非常にソフトです。

先程のフットシェイプデザイン(つま先が幅広な形)と、 ゼロドロップのおかげで、たしかに自然な姿勢で歩く事ができます。

あとこのゼロドロップでは足裏全体で着地する癖がつくので、膝への衝撃を減らす事ができ膝が痛くなることも大幅に減りました。

姿勢も若干よくなったような気がします(たぶん)

 

・クッション性が高い

ソールの高さが約25mmと厚く、ミッドソールとアウトソールとの間に挟まれるストーンガードのおかげか、岩や石を踏んだ際の突き上げから足を保護してくれるだけでなく、高いクッション性が長時間歩いても足への負担も軽減してくれます。

ソール全体が柔らかすぎず、硬すぎないため、柔らかい地面の時には腰のある硬さを感じ、硬い地面の時にはふっくらとした柔らかさを感じるどんな場所でも対応してくれる安心感があります。

5.0と6.0 のミッドソールは、Altra EGO™ foam というミッドソールに変わっています。

そちらもクッション性は良く安定感も増しているそうなので、試したらまたレビューしたいと思います。

 

アルトラ ローンピークのイマイチな点

・水が簡単に入ってくる

アッパーのメッシュ素材はより速乾性に優れ通気性も高いですが、返ってすぐに濡れるといったデメリットがあります。

水抜けを目的にしたドレインホールが下に付いているので、ちょっとした水たまりを踏むと簡単に水が入ります。

出やすいというのは入りやすいので仕方がないのかもですが、濡れたくない登山やハイキング利用時は歩く場所や天気に注意が必要です。

 

ちなみにローンピークには防水モデルRSM(雨、雪、泥(Rain Snow Mad)という防水をうたったモデルがありますが、これはほとんど防水性能ないのでやめた方がいいです。

現在のモデルは、防水透湿素材「eVent®」(イーベントファブリックを使用したものに変わっており、こちらはちゃんと防水するので防水を期待して購入する方はこちらにしましょう。

 

 

最後にオススメな点とイマイチな点のまとめ。

アルトラ ローンピークのオススメな点
  • フットシェイプデザイン(つま先部分が幅広な形)
  • ゼロドロップ (踵とつま先が同じ高さのソール)
  • クッション性が高い
アルトラ ローンピークのイマイチな点

水が簡単に入ってくる

 

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防水モデル (防水透湿素材「eVent®」(イーベントファブリック)

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②HOKA ONEONE (ホカオネオネ) SPEEDGOAT 4 (スピードゴート) GTX (ゴアテックス)

 

お次は厚底の見た目とマシュマロのようなクッション性が特徴のホカオネオネのトレイルランニングシューズ、スピードゴートシリーズです。

当時防水トレランシューズを探している時に好きなアルトラで探してみたのですがなかったので、ロードランニングシューズでも履いていたホカオネオネで探したところゴアテックスモデルもあるスピードゴートシリーズに出会いました。

ホカオネオネのクッション性はもちろんありつつ、安全安心信頼のゴアテックス使用しているので、防水性能ももちろん問題ありません。

奥秩父の和名倉山へ行った際に朝露でびしょびしょの笹薮をスピードゴートGTX(ゴアテックス)を履いて歩きましたが、最後まで濡れることなく歩ききり、現在ではテント泊はクッション性と防水性の高いこのスピードゴートで行くことが増えました。

👇雲取山〜和名倉山歩いた時の山行記録👇

【遭難多発エリア!?】奥秩父 和名倉山 (鴨沢〜雲取〜将監小屋〜和名倉〜秩父湖) 公共交通機関利用

 

こんな感じの笹薮を1時間ほど歩いても問題なし。

 

ホカオネオネ スピードゴート4 GTXのオススメな点

・高いクッション性

反発性の高い新しい軽量フォーム素材を採用

引用元:HOKA ONEONE official site

ホカオネオネの最大の特徴は厚底ソールの高いクッション性です。

ソールスペックはフォアフット28mm、ヒール32mm、オフセット(ドロップ)4mm。

履いてみる前はこれだけ厚底だとバランス崩して、足をくじきやすかったりしないのかな、と思ってました。

しかし、実際に履いてみるとシューズ内で足がきっちりフィットするのと、アウトソールの形状のおかげなのか、歩いていて左右にブレやすいという事は一切ありませんでした。

テント泊装備(10〜12kg)で何度か歩きましたが、このクッション性のおかげなのか、足へのダメージが少なく脚力に余裕を持って歩く事ができ、テント泊で歩く時は基本的にはこのスピードゴートGTXで歩く事にしています。

 

 

・高い防水性能

上記でも書きましたが、安全安心信頼のゴアテックス使用しているので、防水性能ももちろん問題ありません。

何度か他のメーカーの防水機能素材を採用した靴を試しましたが、2〜3時間雨の中歩いただけで濡れてしまうものがほとんどでした。

本気で防水機能を求めるのであれば、多少高くてもゴアテックス採用のものをオススメします。

いくつも試すと結局高くついてしまいますので。

オサレで普段着でも履けるデザインなので、普段雨の日にもガンガン履いてます。

長靴に比べて軽いし、蒸れないし、駅の構内など滑りやすい場所でもきちんとグリップするし、普段使いもめちゃくちゃオススメです。

 

 

・グリップ力が高い

Vibram®メガグリップラバーソールが濡れた路面でも乾燥した路面でもグリップを発揮

アウトソールの5mmの「段階付きの」溝がサポートと安定性を向上

部分的なラバーの配置がサポートと安定性を向上

引用元:HOKA ONEONE official site

雨でぬかるんだ登山道や急な下りの道でもしっかりグリップしてくれるので、登山靴でも滑るような場所でもしっかりグリップしてテント泊装備のような重たいザックでも歩幅の狭いトラバース道や急な下りも安心してガンガン歩けます。

 

ホカオネオネ スピードゴート 4 GTXのイマイチな点

・耐久性が弱い

トレランシューズ全体に言えることなのかもですが、クッション性がありソールが柔らかいものは特にソールの減りが早く、歩く距離や場所にもよりますが、20回ほど登山に行くと滑りやすくなって、購入したてのグリップ力が弱まってきたなと感じる気がします。

あと、藪こぎや岩場がずっと続くようなルートを歩くと、アッパーや側面は登山靴ほどダメージに強くないので、長く履き続けるのであれば避けた方が良さそうです。

ただ登山靴ほど高価ではないので、買い替えもしやすいです。

ワタクシはセール時期や少し古いモデルを狙って2〜3足用意してで履き回すのでかなり長く履くことはできています。

 

最後にオススメな点とイマイチな点のまとめ。

ホカオネオネ スピードゴート4 GTX のオススメな点
  • 高いクッション性
  • 高い防水性能
  • グリップ力が高い
ホカオネオネ スピードゴート4 GTX のイマイチな点
  • 耐久性が弱い

 

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最後に

 

以上、トレランシューズを登山で使用する懸念点やオススメできる・イマイチな点など個人的に考えられる事をまとめてみましたが、どうだったでしょうか?

トレランシューズで登山やハイキングは、靴自体が軽く、足首を固定されず歩きやすい、着地場所や足裏感覚が研ぎすまされる(気がする)、公共交通機関の移動がめちゃくちゃ楽、など個人的にはメリット部分に対して、靴自体とソールが柔らかく、着地場所や岩や石に当てないよう気を使って歩く必要があったり、濡れや冷えに弱いというデメリットもあります。

個人的にはメリットの方が魅力的なので、デメリットはなんとか自分のできる範囲でカバーしつつ積極的に履いています。

もちろん合う合わないあると思いますので、少しでも気になる方は短い距離からちょっとづつ試してみるのはどうでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考になれば嬉しいです!

 

 

 

 

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