2013年1月の山行記録です。
前回の天狗岳で雪歩きにハマってしまい、今回も雪が多くて電車で行ける場所ということで、笹子駅から清八山〜三ツ峠〜三ツ峠駅へのルートをチョイス。
このあたりのエリアは中央本線の駅から直接登れる山が多い上に、富士山がきれいに見える山が多いので、雪が積もってない時期から気に入って何度も行っていたけど、雪が多く積もり冬もハアハア、ゼエゼエ言いながら楽しめるドM御用達のお気に入りのエリアです。
前情報では積雪30〜50cm、多いところで60〜80cmあるようですが、無事予定通りのルートを雪山初級者が登れるのか!?
ぜひ読んでもらえると嬉しいです。
目次
基本情報
日程
2013年1月19日
アクセス
行き:JR中央本線 笹子駅から登山口まで徒歩
帰り:富士急行線 河口湖駅
ルート上のトイレ
・笹子駅
・河口湖駅
水場
・雪を融かす以外に水場は確認できてません
参考コースタイム
山と高原地図コースタイム(無雪期)
5時間15分
実際コースタイム(積雪期)
7:10 笹子駅
9:26 登山口
12:27 清八山
13:13 清八林道
14:54 ゲート
16:00頃 三ツ峠入口バス停付近で車に乗せて頂く(河口湖駅まで)
TTL 8時間50分
ルート
笹子駅〜清八山
誰もいない笹子駅からスタート!!
ここで結構雪あるので山頂は期待できます!
まずは清八山の登山口まで車道を歩いていきますが、車道の雪が歩道に寄せられていて歩きづらい。。
車道を歩くと清八山の標識が出るのでそれに従い入っていきます。
途中の変電所までは除雪されていて歩きやすいです。
変電所からはしっかり雪があります。
この日は1〜2人分のトレースあり。
車道ですが、30〜40cmの積雪ありストックないとツライです。
1〜2人分だけでもトレースあり助かると思うくらい、雪があると時間かかってしまう。。
このあたりが登山口かな。
雪で覆われていてよく分かりません。
登り始めると40〜60cmくらいの雪。
先行者の方が雪が深くないところを登っている感じですが、それでもなかなかツライ。
時々腰まで埋まりながらなんとか尾根まで登ります。
この日は終始チェーンスパイクとストックで行けました。
南アルプスかな。
きれいによく見えます。
埋もれながらもくもくと進みます。
雪があるのでシーンと音が聞こえるくらい静かです。
そんな山をゼエゼエハアハア言いながら、白目むいて登るの結構好きな事に気づきました 笑
ようやく日が当たり始め、暖かくなってきました。
ゼエゼエハアハア言いながら、清八山の山頂到着!!
先行者の方がいなかったらここまでも登れなかった気がする。
感謝です。
それでも3時間のコースタイムに対して5時間ちょいかかりました。
清八山〜三ツ峠登山口
清八山から三ツ峠方面に進むと細い道に60〜80cmの積雪の上にノートレース。。。
腰まで埋もれながら、おりゃあぁぁぁっとか、うぬあぁぁぁって叫びながら進みます。
ただあまりの進みの遅さにこれは時間的に三ツ峠は無理だなと思い、悔しいですが計画変更して清八林道にエスケープします。
車道に出れば除雪されてるだろうし、車道であれば暗くなってもヘッデン付けながら歩けば河口湖駅まで行けるとだろうと考えました。
途中で神の救いがあったので、暗い中歩かずに済みましたが。
ただ三ツ峠登山口までの清八林道はノートレース。
もうちょっと頑張らんといかん。
ほほほ、まっさらですよ。
林道は30〜40cmくらいの積雪。
林道からも富士山がきれい。
自分の踏み跡だけがきれいに続きます。
途中シカかカモシカの踏み跡はあったので、ほんのちょっとだけ楽になります。
三ツ峠登山口まで来ると50人くらい登山者がいてびっくり。
こちらからは人気なんですね。
ただ河口湖駅まで歩かないといけないので、御坂みちを歩いて下山します。
他の方はもちろん車で来てました。
おぉ、お猿さん。
この当時は山で始めて見てちょっとうれしくなりました。
林道から河口湖と富士山がきれいに見えます。
ここからしばらく歩いていると、車が1台止まり中からおじさんが「どこまで?」って声をかけてくれたので、河口湖駅まで歩きますって答えたら「近くまで乗ってく?」と言ってもらえたので、かなり食い気味にありがとうございます!と、返事してお言葉に甘えて乗せてもらいました。
金ヶ窪沢というところで、アイスクライミングをされてきた、どこかの山岳会の方々3人でした。
駅の近くまで車で20~30分かかったので、”歩いてたら完全に日が暮れてましたね”、と図星をつかれ、ちょっと反省。
おかげ様で明るいうちに河口湖駅に到着できました。
本当に感謝です!
三ツ峠駅から登っていれば比較的人も多く、踏み跡もしっかりあっただろうけど、自分的には清八山の人気の無さ、静けさがたまらなかったなと思ったのと、今後もこの静けさと雪を求めて冬も積極的に山へ行くきっかけになった登山でした。
マイカーを持ってない自分としては、今でも電車で行ける近場で静かに楽しめる冬の山の方が好きなのは変わらないです。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!