【奥秩父主脈縦走3泊4日 (1・2日目)】金峰山〜雲取山 テント泊で (電車・バス利用)

2013年の山行記録です。

 

この時、登山を始めて約2年経っていて1泊2日でテント泊したり、冬山登ったり、日帰りで長距離歩いたり、気になることは色々チャレンジしてみてましたが、仕事でまとまった休みを取ることが難しく、3泊を超える登山をした事がありませんでした。

いつか長い期間の休みが取れたら、公共交通期間で比較的行きやすい、金峰山〜雲取山まで歩いてみたいな〜と思ってました。

そんなところにちょうど(?) 仕事を続けるモチベーションがどうしても湧かなくなり退職することに。

まったく有休休暇を使ってなかったので、約30日くらい休みが舞い降りて来ました。

全然できてなかった資格の勉強や実家への帰省などをしつつ、ずっとやりたかった奥秩父主脈縦走をこのタイミングで行ってみることに。

本当は雪が完全に融けるのを待って行こうかと思ってましたが、行きたいと思ったらいても立ってもいれなくなり、天気が良い日が続きそうな時を選んで歩いてきた時の記録です!

 

基本情報

日程

2013年5月24日〜27日

アクセス

行き:JR中央本線 韮崎駅(バス)~瑞牆山荘バス停
帰り:鴨沢バス停~奥多摩駅

ルート上のトイレ

・瑞牆山荘

・富士見平小屋

・大弛小屋

・甲武信小屋

・雁坂小屋

・笠取小屋

・将監小屋

・雲取避難小屋

・七ツ石小屋

・鴨沢バス停

ルート上の水場

・瑞牆山荘

・富士見平小屋

・大弛小屋

・甲武信小屋

・雁坂小屋

・笠取小屋

・将監小屋

・七ツ石小屋

※破風山避難小屋は水場まで20分くらい歩くので、泊まる際は甲武信小屋か、

雁坂小屋で多めに汲んでいったほうがいいです。

 

※飛龍山近くのルート上にも水場ありますが、枯れている事もあるみたいなので、

あまり期待しない方が良さそうです。

 

参考コースタイム

山と高原地図コースタイム

32時間55分

実際コースタイム

4日間合計 41時間3分 (休憩込み)

1日目(5/24)
10:13 瑞牆山荘
10:59 富士見平小屋
11:59 大日小屋
14:22 千代ノ吹上
16:12 金峰山
17:14 鉄山
18:07 朝日岳
19:18 大弛小屋

2日目(5/25)
4:51 大弛小屋
5:17 夢の庭園
5:55 前国師
6:13 北奥千丈岳
7:01 国師ヶ岳
9:23 国師ノタル
10:18 東梓
12:05 富士見
13:48 甲武信ヶ岳
15:30 破風山避難小屋

3日目(5/26)
5:12 破風山避難小屋
5:52 破風山
6:28 東破風山
7:53 雁坂峠
8:18 雁坂小屋
(小屋番さんと1時間くらいおしゃべり)
9:46 水晶山
10:21 古礼山
11:33 雁峠
11:55 分水嶺
12:19 笠取山
15:03 唐松尾山
16:12 将監小屋

4日目(5/27)
5:21 将監小屋
7:36 禿岩
8:23 北天ノタル
10:50 三条ダルミ
11:28 雲取山
12:22 ヘリポート
14:40 鴨沢バス停

 

ルート

 

(1日目) 瑞牆山荘〜大弛小屋

韮崎駅からバスに揺られて瑞牆山荘到着!

ここから長旅のスタート!

既に10時ですが、この日は大弛小屋まで行ってテント泊する予定。

16時くらいには着くかなーと思ってました、、。

 

サクサク歩いてまずは富士見平小屋。

今回は時間が足りず瑞牆山には行きません。

いきなり金峰山を目指します!

 

きれいな森を進むとたくさんの人とすれ違います。

甲武信から来られた方から、色々と情報が聞けました。

やっぱりまだまだ残雪はあるみたい。。。

そんなに多くなければいいけど。。

 

大日小屋の横を通過

この当時のテント泊重ザックは15kgくらいあったので、もう肩に食い込んで痛い。。

 

大日小屋のテント場

 

鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳?

 

登りをぜえぜえ言いながらせっせと登っていきます。

この当時はザックのせいか、ザックで肩が締め付けられ血行が悪くなり、テント泊装備の初日はほぼ必ず体調悪くなってました。

この時もやっぱり体調悪くなってしまい、めちゃくちゃグロッキー状態で息も絶え絶え登ってました。

 

千代の吹上だったかな。

景色は最高なんですが、体調は最低であまり覚えてません、、。

 

瑞牆山がきれいに見えます。

 

富士山!

雪がだいぶ減りました。

 

遠くに金峰小屋。

もうここに泊まりたくなりますが、今日は大弛小屋まで行っておかないと、この後の予定が厳しくなるので頑張って先に進みます。

 

五丈岩が見えました〜

もうちょっとだ〜

はあはあはあ、、

 

はい到着!!

 

初金峰山です。

この後1度も行けてないです。

 

休憩もそこそこに先を急ぎます。

 

えええぇぇぇ、もう雪がこんなにある、、。

 

金峰山から大弛小屋に続き道はまだ残雪がたっぷり。

たしかにGWあたりでも雪が多くて撤退なんて記録もちょこちょこ見るから、5月中はまだあるか、、。

 

ただでさえ遅い歩みがさらに遅くなります。

この時点で16時過ぎているので、気温が高くズボズボ踏み抜くので時間がかかる。。

 

先行者の踏み跡はあるけど歩きづらい。

早朝だとまだ雪がしまっているので、もう少し楽に歩けそう

 

ようやく鉄山

 

朝日岳

この時点で18時過ぎ。

ビバークするか迷うが、ヘッデン持ってるしテントもあるので先へ進むことに。

 

立ち枯れの木の隙間から夕暮れの富士山

 

あぁ日が暮れてゆく

 

月も出てきた。

 

途中ビバークする人も、、。

まあそういう判断にもなりますよね。

 

大弛小屋

金峰山から大弛小屋までコースタイム2時間のところ3時間かかってしまった。。

何度も途中でビバークするか迷いましたが、ヘッデン付けて歩き、完全に暗くなる前になんとか着きました。

ちょっと怒られるかなと思いましたが、優しく迎えてもらえました。

 

テント張って夜ご飯食べて早々に寝て2日目に備えます、、。

 

(2日目) 大弛小屋〜破風山避難小屋

2日目

雲海がきれい。

今日も天気良さそうです。

 

木道を登って、まずは奥秩父最高点の北奥千丈岳、国師ヶ岳を目指します。

 

夢の庭園という天国のような名前の場所へ寄り道。

残雪ズボズボ、地味な登山道、日が暮れる焦りを感じながら登った昨日と比べると天国かも。

 

昨日歩いた山々が見えます。

 

木の階段で歩きやすいですが、なかなか登っていきます。

 

前国師岳!

 

ルート上から少し離れますが、ちょっとだけなので奥秩父最高点の北奥千丈岳 (2601m)に立ち寄り。

金峰山が2599mなので2m高いです 笑

 

国師ヶ岳到着!

今日もきれいに富士山見えます。

 

木道が終わるとまた残雪ズボズボ登山道続きます。

 

小さなキツネがかわいい道標。

 

雪の重みでかシャクナゲが登山道に覆いかぶさっていて歩きづらい場所も。

 

国師のタルあたりでようやく残雪なくなりました。

ここからは歩きやすいですが、甲武信ヶ岳に向けて登り返します。

 

見えにくい国師ノタル道標。

その辺に転がっていたので木の根元に置いておきました。

 

東梓

このあたりは奥秩父らしい静かな森の中を歩いていきます。

 

富士見という名前の場所ですが、360度木々に囲まれてます。

 

2日目の後半だからか、水師までの登りが特につらかったような。。

 

せっせと登って甲武信ヶ岳に到着!!

さすが人気のお山。

 

甲武信小屋

ちょっとここでテント張るか迷いましたが、まだお昼すぎなのでもう少し先を目指します。

水を補給したりお昼食べたり大休憩。

甲武信の手前で会った方はこの日に雁坂小屋まで行って、翌日雲取を目指すそうです。

ワタクシには無理です。。。

 

先を進むと破風山がどーんと立ちはだかります。

これでまあまあ心折れたので、手前の破風山避難小屋を2日目のお宿とする事にしました、、。

 

立ち枯れの登山道をトボトボ歩いて避難小屋を目指します。

 

破風山避難小屋

夜はシカが小屋の周りをガサガサうるさく、ドアが風でガタガタいいますのでご注意ください。

 

すきま風で寒いのと誰もいなかったので、避難小屋の中にテント張ってみます。

テント1人は全然問題ないですが、避難小屋1人は結構怖いです。。

この日は夕方になってお二人来られたので助かりました、、。

まだ2日目ですが、重たいザックのおかげでまあまあ疲れたので夜と明日の朝・昼分のご飯炊いて早めに寝ます。。

 

 

長くなってきたので、3日目・4日目は次の記事で公開していきます!!

 

ここまで読んで頂いてありがとうございます!

 

3・4日目の山行記録はこちら👇

【奥秩父主脈縦走3泊4日 (3・4日目)】金峰山〜雲取山 テント泊で (電車・バス利用)

 

 

 

 

 

 

 

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