奥多摩へ通っていると必然的に東京都最高峰の雲取山に行きたいという気持ちが強くなってくる。
ただ、雲取山の事を調べていくと近い鴨沢から登るにしても往復のコースタイムは9時間超え、休憩含むと9時間半くらいは見たほうがよさそう。。。
朝8時に出発してコースタイム通りだと17時半過ぎの下山、下山途中に暗くなってしまう可能性も高いので当時は躊躇してました。
今だと暗くなってもヘッデン付けて降りればいいやくらいに考えてしまいますが…。(それもダメか)
ただ日帰りで行っている人も結構いるにはいる。
自分の過去の山行のコースタイムを考えると登りでコースタイムの80〜90%、下りだと70〜80%で歩けそう。
13時までに雲取山山頂到着できなかったら引き返そうと決めて、チャレンジしてみることにしました。
【日程】2012年2月27日
【アクセス】
行き:奥多摩駅→(バス)深山橋バス停→(徒歩)鴨沢
帰り:鴨沢バス停→(バス)奥多摩駅
【参考コースタイム】
7:58 深山橋バス停
8:23 鴨沢
8:43 小袖乗越
10:00 堂所
10:58 七ツ石小屋
12:54 雲取山
16:15 小袖乗越
16:35 鴨沢
【ルート】
鴨沢バス停まで行こうとすると間に合う良い時間帯のバスがなく、出発遅くなってしまうので、深山橋バス停から歩くことにしました。
鴨沢まで徒歩で20分くらいです。
今見ると前に歩いている方もいますね。
鴨沢バス停に到着。
天気グズグズですが、下山するまで終始ガスと曇りでグズグズでした。
鴨沢バス停からまずは、20分くらいかけて小袖乗越にある登山口まで登りますが、小袖には駐車場があり、マイカー登山者はそこからスタートするのでどっと疲れます 笑
小袖乗越の駐車場
小袖からしばらく歩くと廃屋。
数軒あり、暗い時間だとちょっと怖そう。
堂所に着く頃には結構ヘトヘト。
山頂まで行けないかもと思い始めてました。
七ツ石小屋までが展望が開ける場所もなく1番しんどかった気がします。
ようやく七ツ石小屋に到着。
休憩もそこそこに先を急ぎます。
七ツ石小屋からの巻道だったかな。
ようやく石尾根に乗りました。
雪はありますが、よく踏まれていて歩きやすい道です。
今は営業してない奥多摩小屋前にある手作りトトロとネコバス。
本当は良い景色の石尾根ですが、曇っている&ガスでよく言うと幻想的だけど、景色はまあほぼ見えません。
このあたりで会ったソロ男性と一緒に登ります。
この男性も初めての日帰り雲取山でお互い話しが弾んで、山頂まで一緒に行ってお昼ごはんも一緒に食べさせてもらいました。
同じタイミングで下山できれば、車で奥多摩駅まで送りますよ〜って言われていました。
山で会う方はほんと良い方が多いです。
小雲取山への登り。
雲取山避難小屋が見えてきました。
霧氷がきれい。
寒いので避難小屋の中でお昼ごはん食べます。
避難小屋から2〜3分歩いたところに山頂標識があります。
鴨沢から山頂まで約4時間30分でした。
避難小屋が最高峰なのかと思って、行きそびれるところでした。
展望はまったくなし。
曇っていても石尾根は良い感じです。
あまり時間がないのでささっと下山開始します。
また晴れた日に来ようと思います。
クネクネしているカラマツ。
ブログなどでよく見ていたので実際に見れて嬉しい。
帰りは走るように下山して小袖乗越。
鴨沢バス停到着。
ちょうどいい時間のバスがあったので乗ってしまいました。
登り途中に会ったソロ男性には何も挨拶できずじまいでした。
だいぶ心残りですが、また会える日を楽しみにしてます。
鴨沢から雲取山山頂往復で8時間ちょっとで歩けて、無事日帰りで行くことができました。
距離は長いですが、ゆるやかに登る歩きやすい箇所が多いので、コースタイムよりは早く歩ける場所が多い印象です。
ただ、日帰りで歩く方は引き返す時間を明確に設定したり、1泊できる準備をしていく等、万全な準備をしてチャレンジすることをおすすめします。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!