当初奥秩父の新地平バス停から将監小屋、雲取山→鴨沢へ下山しようと思っていたけど、まさかの新地平から雁峠へ向かう林道で道を間違えて、新地平から笠取山の往復になってしまったやる気の感じられない山行記録です 笑
林道で間違える人はいないと思いますが、1人くらいはいるかもなので公開しておきます。
【日程】2012年7月14日〜7月15日
【アクセス】
行き:塩山駅~新地平バス停
帰り:新地平バス停~塩山駅
【参考コースタイム】
9:28 新地平バス停
14:26 ヤブ沢峠
14:42 笠取小屋(テント設営)
15:55 笠取山
16:35 笠取小屋
5:00 笠取小屋
5:58 水干
6:33 笠取山
7:06 雁峠
8:41 新地平バス停
新地平バス停からスタート!!
バス停から2分くらい歩くと雁峠登山道入り口の案内
ゲート
脇を通り抜けられます。
いま改めて見ると立入禁止の看板がたくさん。
中を歩いていても何も言われなかったので、登山者が通過する分には問題ないようです。
林業関連のトラックがたまに通りますので注意。
林道と一緒に沢も通ってます。
何箇所か渡渉箇所ありますが、ここは靴を脱ごうか迷ったけどなんとか履いたまま行けました。
焚き火後
こういう事やるから立入禁止になっちゃうんだろうな。
正しい道を歩いているつもりでしたが、ここは既に間違た方向の林道。
今見ると踏み跡がほぼなく、鹿のフンがやたら多い。
鹿も普段人が来ない場所に人が来たからか、慌てて飛び出してくる。
警戒されてます。
だんだん踏み跡が薄くなってきますが、この時はまだ正しいルートを歩いていると信じてました。
え!ここ入っていくの? でも踏み跡あるしな、、と思いながらぐいぐい進んでいきます。
道に迷っている時はうっすら気付いていても、正しいと思い込もうとしてしまうのだろうな。
沢をがんがん登ります。
鹿のフンは多いし、道は荒れているし、
本当に一般ルートかよ、おい、なんて思いながら登ってました(←この時はまだ合っていると思っている)
水の流れが無くなりました。
どんどん急登になってきます。
けど、うっすら踏み跡はありました。
ついに踏み跡がなくなりましたが、登りきればどこかの登山道には出るだろうと思っていたので、
笹ヤブをかき分けてガンガン進んで行きます。
たいした距離じゃないですが、めちゃくちゃ体力消耗します。
こんなツライ道初めてです。
ようやく登山道に出ました!!
この時はなぜか雁峠の北側に出たと思っているので、南側に進んで雁峠分岐を目指します。
どこだこれと思いつつ、いまどこにいるかが曖昧なのでとりあえず進みます。
この分岐で雁峠の北側どころか、まったく逆に進んでいることに気付く。。。
来た道を戻って笠取小屋を目指す。
この時既にその先を目指す気持ちが折れていたような。。
ヤブ沢峠の分岐
ようやく自分はいる場所が分かってほっとします。
笠取小屋
当然のようにテントの受付を済ませてしまいます。
この時14時半くらい。
少し時間があるので、笠取山に行っておきます。
ヤブを漕いで来た後にここを歩くと天国のよう
分水嶺の案内。
もう先を急がないのでタラタラ歩きます。
笠取山の急登
見ると結構急に見えますが、歩いてみると意外に早く山頂まで行けます。
林業の機械があちこちに残ってます。
廃好きなので結構ぐっときます。
笠取山頂到着!
イマイチな天気で富士山はもちろん見えません。
小屋に戻ってきました。
たいして進んでないけど今日は疲れたからのんびりしよう。。
ここは作場平からの駐車場からは近いので、子供がテント泊デビューする時はここがいいかなと目星を付けている場所の1つです。
2日目の朝です。
ガスってます。。
天気のせいか、あまりやる気がでないので、まずは多摩川の最初の一滴が見られる水干には行っておきます。
さくっと到着です。
ブレてはなみずみたいですが、最初の一滴です。
雨が少ない時期だと見れないこともあります。
ここで飛龍山は行っておくか、もう下山するかめちゃくちゃ迷いますが、新地平に早々に下山することに決めます 笑
また笠取山へ登って
雁峠方面へ向かいます。
この時から営業していない雁峠山荘
暗い時通るとちょっと怖いです。
雁峠
晴れているとめちゃくちゃ気持ち良いおすすめの場所です。
帰りは正しいルートで下山します。
よく見るとピンクテープもちゃんとあるし、もちろん歩きやすいルートです。
よく分かりませんが、下山すると決めてから気が楽になりルンルンで歩けます。
ここが1日目に間違えた分岐。
向かって右が間違い、左が正しいルートです。
ゲートに戻ってきました。
新地平のバス停到着。
まだ8:41 ここまで早い下山は初めてかも。
予定通りのルートはほとんど歩けなかったけど、今回はのんびりテン泊したと思って、これはこれで良しと思うようにしました。。。
行かれる方は林道でも気を抜かず、ルート間違いにはご注意を! 笑