2012年11月の山行記録です。
当時たしか他の方のブログで見たと思うが、寂ショウ尾根からから登る滝子山が気になっていました。
岩場がある難路っぽいルートでちょっと不安でしたが、駅から登れて駅に下りられるし、寂ショウ(じゃくしょう)尾根という名前もなんだかそそられる。
朝少し寝坊したので、どうしようか迷いましたが、今回はバスを使わないのでまあいいやとちょっと遅れての出発でしたが行ってきました。
目次
基本情報
日程
2012年11月18日
アクセス
行き:JR中央本線 笹子駅から徒歩
帰り: JR中央本線 初狩駅
駐車場
桜森林公園駐車場 10台程度
(寂ショウ苑入り口分岐の手前)
ルート上のトイレ
・笹子駅
・初狩駅
※他にルート上トイレはないので、駅で済ませて行きましょう!
水場
・最終水場
滝子山山頂から初狩駅方面へ1時間半程度下った場所
参考コースタイム
山と高原地図コースタイム
7時間34分
実際のコースタイム
7:35 笹子駅
8:10 寂ショウ苑
10:43 滝子山
12:05 水場
13:16 初狩駅
TTL 5時間40分
ルート
笹子駅〜滝子山
笹子駅からスタート!!
少し早いからか、他に誰も下りませんでした。。
マイカーを持ってない公共交通機関ハイカーとしては、このあたりは駅から直接登れる、お財布にも環境にも優しいサステーーナブルな山が多いので、これから何度も何度も通うことになる好きな路線の1つです。
冬は低山とは言え、結構雪が積もる山もあり、楽しめるどころか知らないおじさんと協力してラッセルしてようやく登れるような山もあり、大変奥が深くステップアップには最適な山域です。
個人的にですが、このあたりや奥多摩等の地味(失礼)な山をせっせと登って下積みを積んだ登山者は、遭難によくある下山時の道迷いによる怪我や、誤って沢を突き進んで下りてしまう、体力不足による行動不能で動けなくなるなど、そういった基本的なミスは少なくなる気がします。
修行にもオススメの山です。
しばらく車道を歩いて、登山口を目指します。
道標に従い、左へ曲がります。
良い天気です。
中央線を横切って
寂ショウ苑入り口
消えそうな文字で書いてありますので、見逃さないように。
寂ショウ苑
これがなんなのかよく分からないですが、、。
ここから寂ショウ尾根入り口へと向かって登っていきます。
山と高原地図上だと破線ルートだったので、どんな道かと思ってましたが初めはわかりやすい道が続きます。
83番鉄塔を通って
少し黄葉が始まっていてきれいな木々に癒やされます。
尾根はテープやペンキのマーキング多く、迷う場所はほぼなかった気がします。
しばらく尾根を登ると、岩場が出てきます。
注意して登れば特に技術がなくても問題なく登れますが、片側が切れ落ちていて滑落する大怪我しそうな場所もありますので、ご注意下さい。
この看板に出てからもまだ岩場は続きます。
ここは下りで使うのはやめたほうが良さそうです。
途中イワカガミの群生
5月頃が見頃のようなので、その時期に登るのも良さそうです。
滝子山山頂到着!!
富士山どどーーん
と見えます。
風が強いので雪煙がすんごいです。
早く秋冬にならないかな、、。 暑いの苦手なので。
じっとしてると寒いので、早々に下山開始します。
滝子山山頂〜初狩駅
男坂で下山してみます。
男坂はこんな感じ。
写真じゃ分かりにくいですが、落ち葉の下がズルズルで下っていると結構滑ります。
水場。
この水は飲めないと書かれてました。
今は飲めるのかな。調べると飲めると書いてある情報もあり、はっきりは分かりませんでした。
黄葉に光が当たってきれいです。
この橋まで来たら林道まで後少し。
禅・大石庭公開? 世界無類石書庭? と書かれたちょっと怪しげな場所に下りてきました。
どんな所に下山するかなーと想像しながら下山するのは結構楽しみですが、なかなか斜め上を突いてきました。
里に下りてからも富士山バッチリでした。
初狩駅到着!!
寂ショウ尾根は岩場が上級者向けや難路と、色々な情報を聞いていたので結構ビビってましたが、岩場は登りでの場合は思ったより危険な感じはなく、ちょっと拍子抜けでした。
下りで使うと足も疲れていたり、気が抜けていると十分危険な場所になるので、初めて行く場合は登りで使った方が良いと思います。
初めて滝子山に登りましたが、頂上まで1人しか会わずのんびり登れたし、富士山もばっちり見えて景色も良かったので、岩場が特に苦手じゃなければオススメできるルートです。
ぜひ行ってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!