【丹沢】丹沢主脈日帰り縦走(西丹沢自然教室→檜洞丸→蛭ヶ岳→丹沢山→塔ノ岳→大倉(電車・バス利用)

この当時、丹沢の塔ノ岳、丹沢山、檜洞丸に既に登っていたので、やっぱり丹沢最高峰の蛭ヶ岳に登ってみたいなと思っていました。

けど山小屋に1泊する勇気はなく、なんとか日帰りで行けないもんかと考えていました。(当時も今も山小屋に1人で泊まるのはレベル高く感じるビビリです)

色々ルートを考えてましたが、当時の自宅からは西丹沢自然教室から登って、大倉に降りるルートが1番可能性がありそうだし、どちらも1度行っているので心理的なハードルも低かったので、そのルートでチャレンジしてみることに。大倉からは18時台、19時台でもバスがあったので、多少遅れてもなんとかなりそうだったのも後押しに。

当初は蛭ヶ岳のくさり場、鬼ヶ岩のあたりが大変そうで、岩場ではストックはしまったほうが良いよなとか、グローブはどんなものが必要かなとか、岩場=崖を登るようなイメージがあったので、めちゃくちゃ構えて、調べまくってました。

実際は一般ルートなので普通に登れば登れる感じですが、当時はかなり緊張して望んでた記憶があります。

この当時も今もですが、蛭ヶ岳〜丹沢山間の道は特に好きで、この後も季節問わず何度も行ってますが、歩くたびに最高だなこの道はと思わず呟いてしまうくらい好きです。

改めてこのブログに書いているとまた行きたくなってきました 笑

 

【日付】2012年5月19日

【アクセス】

行き:新松田駅(7:10発)→西丹沢自然教室バス停
(時刻表は7:20が始発ですが、人が多い時は増発便が7:00頃から出発していました)
帰り:大倉バス停→渋沢駅

【コースタイム】

8:20 西丹沢自然教室バス停
8:57 ゴーラ沢出合
9:39 展望台
10:48 檜洞丸
12:03 神ノ川乗越
13:48 蛭ヶ岳
14:27 鬼ヶ岩
15:16 丹沢山
16:11 塔ノ岳
18:07 大倉バス停

TTL 8時間26分(休憩含む)

山と高原地図コースタイム 12時間25分

【ルート】

西丹沢自然教室からスタート!

天気が良いので車も人もたくさんでした。

 

天気良いです。

 

最初は歩きやすい平坦な道を登っていきます。

 

ゴーラ沢出合

水が少ないので足を濡らさず渡れる渡渉箇所がたくさんありました。

雨の後だと結構場所選びそうです。

 

檜洞丸への登り途中にある展望台から富士山

 

ブナかな。

奥多摩で杉林を見過ぎているせいか、自然林に癒やされます。

木道が出てくると檜洞丸までもう少し。

ここまでの登りがこのルートで1番きついかもしれない。

展望があまりないし飽きてしまう。

 

檜洞丸到着!

人が多かったので、青ケ岳山荘付近でお昼にします。

 

蛭ヶ岳方面

まだまだあります。見てると行ける気がしないくらい遠いけど、歩いてみると意外と行けてしまう不思議。

 

青ケ岳山荘

トイレお借りしましたが、バイオトイレでほぼ無臭でした(チップ100円必要)

 

蛭ケ岳を目指します。

 

神ノ川乗越

山と高原地図上だと水マークがありましたが、見える範囲では水は流れてませんでした。

少し下ればあったのかも。

丹沢は奥多摩に比べると全体的に水場が少ないイメージなので、この日は3L 持ってました。

蛭ヶ岳が近づいてきました。

 

檜洞丸を離れると人が減って静かな山歩きになります。

 

少し崩壊箇所

丹沢は木道が多いから管理が大変そうです。

 

滑落現場付近
お名前と”丹沢の風になる”と書かれた木札がありました。
少し手を合わせて通過します。

 

ドキドキしていた蛭ヶ岳への登りの岩場に取り付きます。

 

途中振り返って檜洞丸方面。

岩場はすんなり登れたみたいです。

あまり覚えてないですが、山行記録上でもたいして触れてなかったので。

少し細い道を通ったり

 

きれいな木道を通ったり

 

着いたと思ったらまだだったり。

さすが丹沢の最高峰。

すんなりは登らせてくれません。

 

けど素敵な道が出てきたり

 

これは山頂の匂いがする道です。

 

ついに蛭ヶ岳山頂到着です!!

 

山頂標の写真を撮って、蛭ヶ岳山荘へ向かいます。

 

あまり山小屋自体入ったことがなかったので、ドキドキしてましたが、3L持ってきていた水が切れてしまったので、水を購入しました。

良い感じの小屋番さんでほっとしました。

この時14時前だったので、こんな遅い時間にここを通過したらダメだよ!とか怒られるかなと当時は本気でビビってました。

 

怒られずにホッとしたので、次の丹沢山へ向かいます。

 

岩場の情報を中心に集めていたので、あまりこの辺の情報は得てませんでしたが、なんて最高な道なんでしょう。

ほぼ平坦な道に背の低い笹やマルバダケブキ、ブナなどの木々が良い感じにあり、富士山や縦走路が見える素敵な道。

 

森林限界を超えたルートも歩いたことなく、○○湿原みらいな開けた場所に行ったこともなく、奥多摩の薄暗い杉林に慣れていた当時の私はこんな開けたハッピーな道に感動しまくりでした。

 

振り返って蛭ヶ岳方面。

バシャバシャ写真を撮ってばっかりでなかなか進みません。

この日ばかりは写真を取るフリをして休憩しているのではありません。

本当に撮っています。

 

そんな時に難所を身構えていた鬼ケ岩。

取り付くと以外にスムーズに登れてしまいました。

 

鬼ケ岩から蛭ヶ岳を撮る余裕も出てます。

 

丹沢山のみやま山荘も見えてきました。

 

この辺もまだ最高なハッピーロードです。

 

大菩薩っぽい笹っ原の道

途中東屋みたいなオープンな小屋。

素敵な木道ですが、まあまあアップダウンあり、ボディブローのように効いてきます。

最高だなーとか言いながら登りになると必死の形相で登ってます。

 

そんなこんなでみやま山荘到着!

 

この時点で15時過ぎているので、写真だけ撮ってそそくさ先を急ぎます。

日が長い5月とはいえのんびり下っていると日が暮れてしまうので。

 

丹沢山からせっせと歩いて塔ノ岳到着!(端折りすぎ)

泊まりの人もいるのか、16時過ぎの山頂にはまだたくさんの人がいます。

 

曇っていて富士山はまったく見えなくなってました。

 

チャンプがボッカ中でした。

遅い時間までご苦労様です。

 

花立山荘。

ここも宿泊者がいるのか賑わってました。

下山する人がかなりたくさんいてびっくり。

頑張って早足で下りて

 

日が暮れる前に無事大倉バス停まで下山できました!

 

蛭ヶ岳から丹沢山までの縦走路は思っていた以上に楽しく、
思わず笑みがこぼれるような景色を見ながらのんびり歩けました。

計画の段階ではしんどそうだから、1回行ったらもう行かないかなと思ってましたが、この後も夏も冬も夜も色々な状況で歩く大好きなルートになりました。

丹沢を歩かれる方はぜひ行ってみてください。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

 

 

 

 

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